📁 カテゴリー:映画 / ファミリー向け
『トイ・ストーリー4』は、2019年に公開されたシリーズ第4作。 前作で感動的な幕引きを迎えたかに思えた物語に、新たな視点とテーマを加えた“もうひとつのエンディング”です。
おもちゃとしての使命に揺れ動くウッディ。 彼の決断は、シリーズの中でも特に大人の心に深く突き刺さるもので、多くの賛否を巻き起こしました。
「持ち主のために生きる」だけではない、“自分の生き方を選ぶ”というテーマは、 観る人にとっても人生を問い直すメッセージになっています。
本作は公開当時、批評家からは「シリーズ最高の映像美と挑戦的なストーリー」として高く評価され、 映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では一時98%の高スコアを記録。 一方で「トイ・ストーリー3で完結していたのでは?」という声もあり、 シリーズファンの間では大きな議論を呼びました。
それでも、ピクサーの挑戦的なテーマ設定と深いドラマ性は、広く支持を集めました。
こんな人に観てほしい!
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シリーズを通してウッディに感情移入してきた人
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新しいことに踏み出す勇気を持ちたい人
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子どもも楽しめるけど、大人のほうが刺さる映画を探している人
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フォーキーや新キャラの活躍を見たい人
🎬 作品情報
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タイトル:トイ・ストーリー4(英題:Toy Story 4)
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公開年:2019年
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製作:ピクサー・アニメーション・スタジオ/ディズニー
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監督:ジョシュ・クーリー
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声の出演(日本語吹替):唐沢寿明、所ジョージ、戸田恵子、竜星涼、新木優子 ほか
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上映時間:約100分
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興行収入:約10.7億ドル(世界)
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受賞歴:第92回アカデミー賞 長編アニメ映画賞受賞(ピクサー初の2作目受賞)
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公式サイト:Disney公式サイトはこちら
あらすじ(ネタバレなし)
⏳ 序盤:新しい持ち主と「フォーキー」の登場
ウッディたちは、新しい持ち主ボニーとともに暮らしています。
そんなある日、ボニーが工作で作った“ゴミから生まれたおもちゃ”フォーキーが登場。
自分を「ゴミ」だと思い込んでいるフォーキーを守るため、ウッディは奮闘します。
🌉 中盤:再会と選択の旅
旅先の遊園地で、ウッディはかつての仲間ボー・ピープと再会。
自由に生きる“持ち主のいないおもちゃ”としての彼女の姿に、ウッディは心を揺さぶられます。
一方、アンティークショップでは謎めいた人形ギャビー・ギャビーや腹話術人形たちとの出会いも。
🎶 終盤:ウッディの決断と“新たな生き方”
「おもちゃは子どものために存在するのか、それとも——」
ウッディはシリーズを通して問い続けてきた“使命”に、ついにひとつの答えを出します。
仲間たちとの別れを経て、新たな道を歩み始めるその姿は、観る人に大きな余韻を残します。
🌟 見どころポイント
1. シリーズの常識を覆す“ウッディの決断”
これまでの価値観を一度壊し、新しい人生観を描いた本作は、挑戦的かつ革新的な内容です。
「成長」ではなく「選択」に焦点を当てたテーマが、観る者の心に深く残ります。
2. フォーキーとギャビー・ギャビーの成長
“作られた意味”に戸惑うフォーキー、愛されることを夢見ていたギャビー——。
新キャラたちもそれぞれの道を見つけていく姿が感動を呼びます。
3. 映像と演出の進化
グラフィックや光の描写、キャラクターの細やかな表情など、シリーズ随一の映像美を実現。
特にボーのアクションシーンやアンティークショップの質感表現は圧巻です。
📺 視聴できる配信サービス(2025年5月時点)
※配信状況は変更される場合があります。
📍 まとめ
『トイ・ストーリー4』は、シリーズの“その先”を描いた物語。
別れを経験したあとに、自分自身の人生を選んで歩む——。
それはウッディだけでなく、私たち観る側にも投げかけられるテーマです。
「大切な人のために」から「自分の生き方のために」へ。
その決断が持つ意味を、ぜひ受け取ってください。
※本記事内の画像は一部、公式より引用しています。 出典:映画『トイ・ストーリー』公式サイト(https://www.disney.co.jp/fc/toystory.html)
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