『サカサマのパテマ』ネタバレなし紹介｜“逆さま”の世界で出会ったふたりが引き寄せ合う重力ファンタジー

📁 カテゴリー：映画 / アニメ / ファンタジー

🎬 作品紹介

『サカサマのパテマ』は、2013年に公開された日本のSFアニメ映画で、『イヴの時間』を手がけた吉浦康裕が監督・脚本を務めた長編オリジナル作品です。

“空に落ちる少女と、地に立つ少年”という独創的な世界観が話題となり、重力という身近なテーマを軸に、出会いと変化、そして自由への思いを描いています。

文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞をはじめ、海外の映画祭でも数多くの賞を受賞。ビジュアルと物語性の両面から高く評価され、日本国内外で多くのファンを獲得しました。

📝 あらすじ（ネタバレなし）

地中に広がる閉ざされた地下国家で暮らす少女・パテマは、誰も近づかない“危険区域”へと足を踏み入れる。その先で彼女を待っていたのは、空へと落ちてしまう世界──重力が真逆に働く、未知の地上だった。

そこで出会ったのは、空に浮かび上がる彼女を助けた地上の少年・エイジ。だが、地上の社会では“逆さ人間”を異端とし、徹底的に支配・排除しようとする思想が根付いていた。

地上と地下、正と逆、重力さえも裏返る世界で、ふたりは心を通わせていく。

やがて明かされる、世界に隠された“真実”。

そして迎えるラスト──その衝撃は、きっとあなたの常識を覆す。

🎥 作品情報

• タイトル：サカサマのパテマ

• 公開年：2013年

• 監督・脚本：吉浦康裕

• キャラクター原案：茶山隆介

• 音楽：大島ミチル

• 出演（声）：藤井ゆきよ、大畑伸太郎、土師孝也、ふくまつ進紗、小林沙苗 ほか

• 上映時間：99分

• 製作国：日本

• 配給：アスミック・エース

• 受賞歴：文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞、ファンタジア国際映画祭最優秀アニメーション賞 ほか

• 公式サイト：公式サイトはこちら

🌟 見どころポイント

1. 重力が“逆さま”という斬新な世界観

   空に落ちる、という驚きのビジュアルと発想が印象的。シンプルながら強烈な違和感を演出するこの設定が、物語に深い没入感を与えます。

2. シンプルで美しい“出会い”のドラマ

   世界の理が異なるふたりが惹かれ合う姿は、王道でありながらも胸を打つものがあります。衝突しながらも理解し合っていく過程に心を揺さぶられます。

3. 映像と音楽の融合による没入感

   大島ミチルの音楽が幻想的な世界に深みを与え、浮遊感あふれる映像と絶妙にマッチしています。映像と音の一体感が、観客を映画の世界に引き込んでくれます。

   

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※配信状況は変更される場合があります。

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📍 まとめ

『サカサマのパテマ』は、物理法則すら超えてつながる“想い”を描いた、重力系ファンタジー。

「違いを受け入れること」「世界を変える勇気」といった普遍的なテーマが、鮮やかに描かれています。

観終わったあと、きっとあなたの中にも“逆さまの視点”が芽生えるはずです。

※本記事内の画像は一部公式より引用しています。 出典：映画『サカサマのパテマ』公式サイト（https://www.asmik-ace.co.jp/works/1022）