📁 カテゴリー:映画 / SF
🎬 作品紹介
『アイ・アム・レジェンド』は、2007年に公開されたアメリカのSFスリラー映画で、リチャード・マシスンの小説『地球最後の男』を原作とした3度目の映画化作品です。
主演はウィル・スミス。たったひとりで世界に取り残された科学者を演じ、その静けさと狂気、そして人間味ある演技が高く評価されました。
ウイルスにより人類が壊滅した近未来のニューヨーク。文明が崩壊した都市で、ひとり研究を続ける男の姿を描いたサバイバル・ドラマは、映像美と緊張感のある演出で世界中から注目を集めました。
📝 あらすじ(ネタバレなし)
2012年、がん治療のために開発されたウイルスが変異し、地球上の人類のほとんどが死滅。生き残った人々の多くも“ダーク・シーカー”と呼ばれる感染変異体へと変貌してしまった。
その中で、元軍医でウイルス学者のロバート・ネビル(ウィル・スミス)は、唯一の生存者として崩壊したニューヨークで生き延びていた。
ネビルは、愛犬サムと共に毎日を過ごしながら、ウイルスの治療法を研究し続けていた。
希望を捨てず、ひとり戦い続ける彼の前に、ある日突然“人間の気配”が現れる──
果たして人類に未来はあるのか? そして、ネビルが選ぶ最後の選択とは?
🎥 作品情報
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タイトル:アイ・アム・レジェンド(原題:I Am Legend)
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公開年:2007年(日本公開は2008年)
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監督:フランシス・ローレンス
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原作:リチャード・マシスン『地球最後の男』
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脚本:マーク・プロトセビッチ、アキヴァ・ゴールズマン
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音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
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出演:ウィル・スミス、アリーシー・ブラガ、チャーリー・ターハン、サリー(犬)
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上映時間:101分
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製作国:アメリカ
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配給:ワーナー・ブラザース
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受賞歴:MTVムービー・アワード 最優秀男優賞(ウィル・スミス)ノミネート
🌟 見どころポイント
◉ ウィル・スミスの圧巻の“ひとり芝居”
ほぼ全編にわたってウィル・スミスが単独で登場する構成は異例。その演技力と表現の幅が、観る者の心を強くつかみます。
◉ 荒廃したニューヨークのリアリティ
CGと実写が融合した終末世界の街並みは圧巻。静まり返った都市に潜む恐怖と美しさが同時に描かれています。
◉ サバイバルとヒューマンドラマの融合
ダーク・シーカーとの戦いだけでなく、人間らしさ、孤独、希望といったテーマが深く描かれており、エンタメとしてだけでなく心に残る作品となっています。
📺 視聴できる配信サービス(2025年5月時点)
※配信状況は変更されることがあります。
📍 まとめ
『アイ・アム・レジェンド』は、終末世界を舞台に“孤独”と“希望”を丁寧に描いたサバイバル・ヒューマンドラマ。
SFアクションの枠を超え、ウィル・スミスの名演によって“生きるとは何か”を考えさせられる作品です。
息をのむ緊張感と静かな感動を、ぜひ体験してみてください。
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