📁 カテゴリー:映画 / コメディ
第91回アカデミー賞で作品賞を含む3部門を受賞し、世界中で話題となった『グリーンブック』。
実在した黒人ピアニストとイタリア系用心棒の”心の旅”を描いた本作は、 人種や文化の違いを越えて心を通わせる2人の姿に、 多くの観客が笑い、涙し、感動を覚えました。
差別や偏見を扱いながらも、重くなりすぎずユーモアと温かさで包んだ “人生を前向きにしてくれる”ヒューマンドラマです。
本作は、単なる友情物語にとどまらず、 「他者を理解するとはどういうことか」「本当の思いやりとは何か」 といった問いかけを観る人に投げかけてくれます。
🎯 こんな人に観てほしい!
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実話ベースの感動ストーリーが好きな人
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社会問題に興味があるけど、重苦しい映画は苦手な人
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笑いと涙、どちらも味わいたい人
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心の温まる旅を映画で体験したい人
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自分とは違う価値観に触れてみたい人
🎬 作品情報
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タイトル:グリーンブック(英題:Green Book)
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公開年:2018年
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上映時間:130分
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監督:ピーター・ファレリー
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脚本:ニック・バレロンガ ほか
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出演:ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ
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受賞歴:第91回アカデミー賞 作品賞、助演男優賞、脚本賞
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公式サイト:公式サイトはこちら
📖 あらすじ(ネタバレなし)
⏳ 序盤:正反対の2人が出会うきっかけ
1962年、ニューヨーク。 粗野でガサツだが情に厚いイタリア系用心棒・トニーは、 黒人天才ピアニストのドクター・シャーリーから、南部演奏ツアーの運転手として雇われる。
トニーはこれまで接する機会の少なかった知的で上品なドクター・シャーリーに戸惑いながらも、 仕事としてツアーの旅に出発する。
🌍 中盤:人種差別と文化の壁に直面する旅
アメリカ南部を巡る演奏ツアーの中で、2人はさまざまな形の差別や偏見に直面。 高級ホテルでは泊まれず、演奏先の会場ではピアノは弾けても食事はできない—— そんな理不尽な現実の中でも、ドクター・シャーリーは品位を保ち続ける。
その姿に触れたトニーは、次第に“守るべき存在”として彼を受け入れていくようになる。
🎶 終盤:心の距離が縮まり、真の友情へ
旅を重ねる中で芽生えた信頼と友情。 生き方も考え方も異なる2人が、それでもお互いを尊重し合い、理解し合うようになっていく。
やがて、クリスマスを迎える頃には、トニーとドクター・シャーリーの関係性は 単なる雇用主と従業員を超えた、本物の友情へと変わっていく——。
🌟 見どころポイント
1. 実話に基づいたリアルな感動
実在の人物をモデルにしているからこそ、物語に説得力がある。 重いテーマの中にも、実話ならではの温かみがしっかり描かれている。
2. コメディと感動の絶妙なバランス
シリアスなテーマながら、トニーのキャラクターによる軽妙な会話や行動が 物語に明るさとユーモアをもたらしており、観やすさが際立っている。
3. 主演2人の演技力
性格も立場も違う2人の変化を自然に描き出す名演技。 特にマハーシャラ・アリの抑制された演技は静かに心を打つ。
4. 見終わったあとに心があたたかくなる
友情の力や人とのつながりの大切さを感じられる。 観終わったあと、「誰かに優しくしたくなる」——そんな映画です。
📺 視聴できる配信サービス(2025年5月時点)
※配信状況は変更される可能性があります。
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📍 まとめ
『グリーンブック』は、人種や立場の違いを越えた友情を描いた感動作です。
差別や偏見という重いテーマを扱いながらも、 ユーモアと優しさで包み込むようなこの作品は、 「人と人がわかりあうとはどういうことか」を丁寧に描いています。
観終わったあとに、少しだけ自分の見方が広がっている。 そんな変化を与えてくれる映画です。
まだ観ていない人は、ぜひこの”心の旅”を体験してみてください。
※本記事内で使用している画像は一部、公式より引用しています。
出典:『グリーンブック』作品情報(https://gaga.ne.jp/greenbook/)
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