『言の葉の庭』ネタバレなし紹介|雨の日に出会った二人が紡ぐ、新海誠の切なく美しい恋の物語

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カテゴリー:映画 / 恋愛・ラブストーリー / 青春


『言の葉の庭』とは?

2013年公開のアニメーション映画『言の葉の庭』は、新海誠監督が描く“孤独と再生”の物語です。雨の日にだけ出会う少年と女性——歳の離れた二人が、心の距離を少しずつ縮めていく様子を、美しい映像と詩的なセリフで紡ぎます。

靴職人を目指す男子高校生と、心に傷を抱えた女性。彼らの交流は、恋とも友情ともつかない曖昧な感情を生み、観る者の心を静かに揺さぶります。


あらすじ(ネタバレなし)

雨の朝、靴職人を夢見る高校生・秋月孝雄は、学校をさぼり新宿御苑の東屋で靴のスケッチをしていた。そこに座っていたのは、謎めいた女性・雪野百香里。二人は互いの素性を深く語らないまま、雨の日にだけ同じ場所で会うようになる。

やがて、断片的に見えていた彼女の事情が明らかになり、二人の関係は大きく動き出す——。


見どころと魅力

  1. 雨の描写の美しさ
    降りしきる雨、雫の揺れ、濡れた葉の質感まで丁寧に描かれた映像美は必見です。

  2. 繊細な心理描写
    年齢や立場の違う二人の関係性を、静かな会話と視線で表現しています。

  3. 詩的なセリフ
    万葉集を引用したセリフが、物語に深みと余韻を与えます。


作品情報

  • タイトル:言の葉の庭(英題:The Garden of Words)

  • 公開年:2013年

  • 監督・脚本・原作:新海誠

  • 製作:コミックス・ウェーブ・フィルム

  • 声の出演:入野自由、花澤香菜

  • 上映時間:46分

  • 受賞歴:第4回日本シアタースタッフ映画祭 グランプリ ほか


配信情報(2025年5月時点)

※配信状況は変更になる場合があります。


関連情報

『言の葉の庭』は、新海監督の映像表現の中でも特に“雨”や“緑”の描写にこだわった作品です。短編ながら感情の密度が高く、再生や成長の物語としても高く評価されています。


『言の葉の庭』は、美しい映像と静かな感情表現を味わいたい人におすすめの一本です。雨の日に観れば、その魅力はさらに深まります。


※本記事内の画像は一部、©Makoto Shinkai / CoMix Wave Filmsより引用しています。
引用元:映画『言の葉の庭』公式サイト

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