『キングスマン:ファースト・エージェント』ネタバレなし紹介|“最初の紳士スパイ”が誕生した歴史的プロローグ

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📁 カテゴリー:映画 / アクション

キングスマン:ファースト・エージェント』(原題:The King’s Man)は、2021年に公開されたスパイ・アクション映画で、『キングスマン』シリーズの前日譚にあたる作品です。

20世紀初頭のヨーロッパを舞台に、“キングスマン”誕生の裏にあった壮絶な戦いと、国家を揺るがす陰謀が描かれます。王族、政治家、軍人たちが交差する時代の混乱の中で、人知れず影の戦いが繰り広げられていたのです。

シリーズを知らない人でも楽しめる一方で、ファンにとってはキングスマンという存在の起源を知ることができる重要な1本です。歴史フィクションとエンタメアクションが絶妙に融合した本作は、シリーズの魅力を新たな視点で堪能できます。


🎬 作品情報

  • タイトル:キングスマン:ファースト・エージェント(原題:The King’s Man)

  • 公開年:2021年(日本公開:2021年12月24日)

  • 監督:マシュー・ヴォーン

  • 脚本:マシュー・ヴォーン、カール・ガイダシェク

  • 出演

    • レイフ・ファインズ(オーランド・オックスフォード公)

    • ハリス・ディキンソン(コンラッド)

    • ジェマ・アータートン(ポリー)

    • ジャイモン・フンスー(ショーラ)

    • リス・エヴァンス(ラスプーチン)

    • マシュー・グード、トム・ホランダー ほか

  • 上映時間:131分

  • 製作国:イギリス、アメリカ

  • 興行収入:全世界で約1億2,600万ドル

  • 公式サイト20th Century Studios公式サイト


📝 あらすじ(ネタバレなし)

⏳ 序盤:第一次世界大戦前夜、影で動く者たち

平和を望むオックスフォード公爵は、戦争を未然に防ごうと各国との外交に奔走していた。しかし、その裏で世界大戦を引き起こそうとする謎の陰謀組織が動き出します。貴族でありながら武力にも長けたオックスフォード公は、その正体を突き止めるため独自に調査を始めます。

🌉 中盤:家族と信念、そして失われたもの

息子コンラッドは、国を守りたいという純粋な想いから戦地に出ることを望みますが、父との間に価値観の違いが生まれ葛藤が続きます。そんな中、敵の策略により大切なものを失う出来事が起こり、家族の絆が深く試されることに。

🎯 終盤:“キングスマン”という名の誓い

数々の犠牲と悲劇の果てに、オックスフォード公は気づきます。国に仕える従来の軍とは別に、“誰にも従わず正義のために戦う”独立したスパイ組織が必要だと。彼の信念と遺志は、後に“キングスマン”と呼ばれることになる伝説の始まりへと繋がっていきます。


🌟 見どころポイント

1. 歴史を絡めたフィクションの妙

ラスプーチンや第一次世界大戦といった実在の歴史人物・事件をベースに、巧みに創作を組み合わせたシナリオは秀逸。現実とフィクションの境界が曖昧になることで、より深く物語に没入できます。

2. シリーズの原点が明かされる

「マナーが人を作る」というシリーズの象徴的な信条。その哲学がどのように誕生したのかが本作では描かれます。スーツや振る舞いに込められた意味が、これまで以上に深く感じられることでしょう。

3. 壮大な戦闘シーンと重厚なドラマ

剣術や銃撃戦など、クラシカルで迫力のあるアクションが随所に展開されます。また、父と子の確執や国家への忠誠心、信じる正義を貫く姿勢など、重厚なテーマも描かれており、感情面でも訴えかけるシーンが豊富です。


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※配信状況は変更される場合があります。


📍 まとめ

『キングスマン:ファースト・エージェント』は、“キングスマン”というスパイ組織の原点を描いた壮大で感動的な前日譚です。

歴史とエンタメが融合した本作は、過去作への理解が深まるだけでなく、独立した1作品としても高い完成度を誇ります。ドラマとアクションのバランスも絶妙で、シリーズの中でも異色かつ見応えある作品。

シリーズ未見の方でも楽しめる構成になっているので、ぜひこの“始まりの物語”をあなた自身の目で確かめてみてください!

※本記事内の画像はすべて公式より引用しています。 出典:映画『キングスマン:ファースト・エージェント』公式サイト(https://www.20thcenturystudios.jp/movies/kingsman_fa

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