『ゲド戦記』ネタバレなし紹介|父と子、光と影──壮大なスケールで描かれる心の冒険

スタジオジブリ作品

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🎬 作品紹介

ゲド戦記』は、2006年に公開されたスタジオジブリの長編アニメ映画で、ジブリ作品としては第15作目にあたります。

宮崎駿の息子・宮崎吾朗が初めて監督を務めた作品で、原作はアーシュラ・K・ル=グウィンによる名作ファンタジー小説『ゲド戦記』シリーズ。特に第3巻『さいはての島へ』と第4巻『帰還』をもとに制作されています。

壮大な世界観と重厚なテーマを背景に、「命とはなにか」「影とはなにか」を問いかけるストーリーが展開され、父と子、そして若者の内面の葛藤を繊細に描いています。

公開当時はその完成度やテーマ性において賛否両論を呼びましたが、ジブリらしい丁寧な映像美と主題歌「テルーの唄」は多くの視聴者に印象を残しました。


📝 あらすじ(ネタバレなし)

世界に異変が起きていた──。

かつて強大な力を持っていた魔法が衰え、動物たちは凶暴化し、大地はひび割れ、バランスが崩れつつあった。

そんな中、王子アレンはある“影”に導かれるように国を飛び出し、旅の途中で大賢人ゲドと出会う。

ゲドと共に世界を巡る中で、アレンは自分の中にある“恐れ”や“影”と向き合っていくことに──。


🎥 作品情報

  • タイトル:ゲド戦記(英題:Tales from Earthsea)

  • 公開年:2006年

  • 監督:宮崎吾朗

  • 原作:アーシュラ・K・ル=グウィン『ゲド戦記』シリーズ

  • 声の出演:岡田准一、手嶌葵、田中裕子、香川照之、倍賞美津子 ほか

  • 上映時間:115分

  • 製作国:日本

  • 配給:東宝

  • 公式サイト:公式サイトはこちら


🌟 見どころポイント

▶️ 重厚で荘厳な世界観。ジブリらしい映像美と深いメッセージが魅力。

▶️ アレンとゲドの関係性を通して描かれる“自分との向き合い方”。

▶️ 手嶌葵が歌う主題歌「テルーの唄」が作品に深い余韻を残す。


📺 視聴できる配信サービス(2025年6月時点)

  • TSUTAYA DISCAS(宅配DVDレンタル):初回30日間無料トライアルで、『ゲド戦記』を含む旧作DVDが月8枚まで借りられます。

  • 日本国内定額配信(Netflix、Prime Video、U-NEXT、Huluなど):2025年6月時点ではすべて配信されていません。

  • 地上波再放送:不定期に金曜ロードショーなどで放送されることがあります。


📍 まとめ

『ゲド戦記』は、父と子の関係、自分自身の影との対峙など、重厚なテーマを扱った深いファンタジー作品です。

初監督作品とは思えないほどのスケール感と、繊細な感情描写が魅力。

“自分自身と向き合う”というテーマに触れたい人に、ぜひ観てほしい一作です。


※本記事内の画像は一部、公式より引用しています。

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