📁 カテゴリー:映画 / アニメ / スタジオジブリ作品
🎬 作品紹介
『火垂るの墓』は、1988年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメ映画で、スタジオジブリとしては第4作目にあたります。
原作は野坂昭如の同名小説で、監督は高畑勲。
第二次世界大戦末期の日本を舞台に、戦争によって引き裂かれる兄妹・清太と節子の過酷な運命を描いた作品です。
『となりのトトロ』との同時上映として公開され、そのあまりにも対照的な内容が当時大きな話題となりました。
アニメーションとは思えないほどのリアリティと情感。
「反戦映画の金字塔」として世界中で高い評価を受けており、観た人の心に深く残る作品です。
📝 あらすじ(ネタバレなし)
舞台は1945年、神戸──。
戦火が激しくなる中、14歳の兄・清太と4歳の妹・節子は、空襲で母を亡くし、親戚を頼って暮らすことになる。
しかし、戦争によって人の心までもがすり減っていく中、兄妹は支え合いながら自分たちだけで生きていこうと決意する。
やさしい兄と無邪気な妹。
過酷な日々の中でも笑顔を忘れずにいた彼らの姿は、観る人の心を強く揺さぶる。
🎥 作品情報
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タイトル:火垂るの墓(英題:Grave of the Fireflies)
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公開年:1988年
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監督:高畑勲
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原作:野坂昭如
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声の出演:辰巳努、白石綾乃、志乃原良子、山口朱美 ほか
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上映時間:88分
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製作国:日本
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配給:東宝
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公式サイト:公式サイトはこちら
🌟 見どころポイント
▶️ 子どもたちの視点で描かれる戦争の現実と、その中で芽生える小さな希望。
▶️ アニメとは思えない繊細な表情描写と、美しくも切ない背景美術。
▶️ 高畑勲監督による、リアルで胸に迫る演出。
📺 視聴できる配信サービス(2025年6月時点)
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TSUTAYA DISCAS(宅配DVDレンタル):初回30日間無料トライアルで、『火垂るの墓』を含む旧作DVDが月8枚まで借りられます。
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日本国内定額配信(Netflix、Prime Video、U-NEXT、Huluなど):2025年6月時点ではすべて配信されていません。
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地上波再放送:不定期で放送あり。特に終戦記念日前後に放送されることが多い作品です。
📍 まとめ
『火垂るの墓』は、アニメ映画でありながらも、戦争の悲惨さと命の尊さを真正面から描いた作品です。
涙なしでは観られないその内容は、大人にも若い世代にも観てほしい強いメッセージを持っています。
観終わったあと、きっとあなたの中に何かが残る──そんな一本です。
※本記事内の画像は一部、公式より引用しています。
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