📁 カテゴリー:映画 / 邦画 / ホラー
🎬 作品紹介
『仄暗い水の底から』は、2002年に公開された中田秀夫監督による国産ホラー映画。
原作は『リング』シリーズでも知られる鈴木光司の短編小説。
“水”という身近な存在が不気味な恐怖を生む独特の演出と、母と娘の絆を軸にしたヒューマンドラマ要素が高く評価され、ただのホラーにとどまらない作品として話題になりました。
ジャンルを超えて観る人の心に残る作品であり、2005年にはハリウッドで『ダーク・ウォーター』としてリメイクもされるなど、国際的な注目も集めました。
📝 あらすじ(ネタバレなし)
離婚後、シングルマザーとして娘・郁子と新生活を始めた淑美。
2人が引っ越した先は、老朽化の進んだ古い団地。
しかし、新しい生活は次第に奇妙な出来事に満ちていく。
天井からの水漏れ、消えた赤いバッグ、そして誰かの気配──。
母として娘を守ろうとする淑美の前に、過去にこの場所で起きた“ある出来事”が静かに浮かび上がってくる。
じわじわと忍び寄る恐怖の正体とは?
🎥 作品情報
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タイトル:仄暗い水の底から
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公開年:2002年
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監督:中田秀夫
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原作:鈴木光司『仄暗い水の底から』
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出演:黒木瞳、小日向文世、水川あさみ、徳井優 ほか
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上映時間:101分
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製作国:日本
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配給:東宝
🌟 見どころポイント
▶️ ただ驚かせるだけでなく、静かに染み込むような“心理的恐怖”の演出が秀逸。
▶️ 黒木瞳の演技がリアルで引き込まれ、母親としての葛藤や愛情がひしひしと伝わる。
▶️ 原作のテーマを丁寧に映像化し、切なくも恐ろしい余韻を残す作品に。
📺 視聴できる配信サービス(2025年6月時点)
※配信状況は変更されることがあります。
📍 まとめ
『仄暗い水の底から』は、ジャンルを超えて心に残るホラー映画。
恐怖の裏にある“親子の愛情”や“失われた存在への想い”が観る者の感情を揺さぶります。
静かに、でも確実に迫ってくるこの物語を、ぜひじっくりと味わってください。
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